【儲かる店2】 デザイン設計知識3
前々回は儲かるお店として
①客席数を調整すること
②単価に見合った内装デザインにすること
これらについてお話ししました。
今回は【エネルギーを作る】です。
もーね、こういう話するとスピリチュアル的なみたいに思われますが(笑)
でも、空間造りって結局波長作りなんですよ。
例えば
この店は”ほんとに落ち着く”とか”なんか怖い”とか”きちんとしようって思える”とか
その空間に足を入れただけで空気がガラってかわることってありますよね?
つまりそうゆうことなんです。
そして人っておなじエネルギーの人が集まるようになっているんです。
では、どうやって理想のお客さんを集めるためのエネルギー作りができるのかというと
お客さんの気持ちになって想像するんです。
①足を1歩目いれたときお客さんがどういう気持ちになってほしいのか
②帰るときにどんな気持ちで帰ってほしいのか
この2点を大切にすることがポイントです。
これは空間作りとは別ですが、ただよく言われるのが、
どうしたら流行るのかよりも②のどういう気持ちでかえってほしいのかを考えたほうが
売上はあがるとは言われています!!
デザイナーに内装を依頼するときに
イメージ画像を持ってきてくださる方がいらっしゃいますが、
上記の2つのポイントを押さえながらイメージ画像を探されるとかなりいいと思います。
おすすめ木目クロスはTOLIさん
お店造りに欠かせないのはクロスですよね。
絶対ではないですけどね。
デザイン会社に頼んでいても
素材選びには施主様も真剣に打ち合わせはしますよね。
有名国内メーカーさんだと
サンゲツ/シンコール/リリカラ
だとは思うんです。たぶん(笑)
しかし、木目のクロスを選ぶならTOLIさんがおすすめです。
別にTOLIの回し者とかではないです(笑)
これです。
リアルデコ。
なにが違うかって、
木目が他メーカーさんよりもリアルな木目にみえるんです。
それと実はこれ
めっちゃ分厚くてすでにサンプルたちがずらっと閉じられているんです。
これしかも、TOLIさんの営業マンに「これをください」って言わないと
くれないです。
なので、デザイン会社でもこのカタログ実はもっていないところ結構あります。
たしか、ネットでカタログ請求してもくれるのってめっちゃ薄いんですよね。
なんか、木目クロスは推していませんくらいな勢い。
でも、ほんとに木目クロスでは断トツにいいです。
種類も豊富でむしろもっとごりごりに推してほしいくらい。
フェイクの壁紙って結構流行ってるけどやっぱりわかりますよね。
で、なんかちょっとへこみませんか?
あーーーーーーーーーーーーー。
みたいな(笑)
だからたかがクロスですけどされどクロスです。
【儲かる店】 デザイン設計知識2
ズバリというタイトル!!(笑)
よく、「儲かる店」「流行る店」を作らないと
って言われます。
確かに経営が続いていかなければすべてが意味ないですからね。
儲かる店には実はいろいろテクニック?があります。
今日はその一つ!!
売上 = 数 × 単価
つまり
売上 = 客席数 × 単価 なわけなんですよね。
ここでデザイン設計をするものとしてできることは2つ
①この客席数を調整すること
②単価に見合った内装デザインにすること
この2点。
もう少しつっこんで話すと、
高級和食店とラーメン屋があるとします。
単価でいけば、高級和食店のほうが単価が高いわけですよね。
高級ということはお客様が求めるものはゆったりとした空間なんです。
単価も高いんです。それならわざわざ客席数を増やす必要がないんですよね。
そこで売り上げを気にして客席数を増やすことよりは
内装デザインを高級感をもって設計してあげたほうがむしろ売り上げは上がります。
逆にラーメン屋さんに2時間も居座る人っていないですよね?
いたら中々の勇者ですよね。しかも単価も高くはないです。
それなら席数を増やしてあげて
入りやすい内装デザインにしてあげることが大切なんです。
ゆうなれば、あえて内装デザインをダサくするっということにもなります。
つまり
「儲かる店」「流行る店」=おしゃれ
これがかならずしも成り立つわけではないということです。
しかし、世の中IT化が進んできて、
まず、おいしくないお店というのが断然減っています。
美味しくて当たり前なんです。
また、内装デザインもおしゃれなお店が増えてきてユーザーの目が肥えてきたのも
事実上あるんです。
インスタさんのせいでほんと皆さん目がこえてらっしゃる(笑)
ですので、儲かる店のポイントをまた今度の記事で書いていきます!
【厨房面積と客席数】 デザイン設計知識1
ここでは主に飲食店でお話していきます。
飲食店開業にあたって客席数はかなり重要な要素となってくると思います。
コンセプトによって客席数は変わっては来ますが
一般的に言われている、物件面積あたりの厨房と客席数が
だいたいこんな感じかなと思います。
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厨房の面積率
一般レストラン → 厨房 40% / 客席・ホール 60%
居酒屋 → 厨房 30% / 客席・ホール 70%
カフェ・バー → 厨房 20% / 客席・ホール 80%
客席面積における席数目安
標準型 → 2.2~2.5席/坪
ゆったり型 → 1.5~1.8席/坪
※ちなみに1坪ってどれくらいかパッて想像できますか?
1坪は畳2つ分になります。
2畳に2席かってわかったらイメージしやすいかなと思います。
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ではでは、ここで実際に席数の目安を計算したいと思います。
ex1) イタリアンレストラン/ゆったり型/店舗面積30坪の場合
店舗面積30坪 × 客席面積率60% =18坪
18坪 × 坪あたり席数目安1.8席/坪 = 32.4席
ex2) カフェ/標準型/店舗面積25坪の場合
店舗面積25坪 × 客席面積率80% =20坪
20坪 × 坪あたり席数目安2.5席/坪 = 50席
とまーこのようにして目安を出すことができます。
もちろん、物件の形やこだわりなどさまざまなことで大幅に変わることもありますが
開業する前の目安として考える1つになるかなと思います。
業界人では当たり前
というサイト・アプリ。
画像を日本だけでなく世界での多ジャンル画像をみることができる
すんばらしーいもの。
(笑)
今でこそ当たり前だし、むしろここに頼ってばかりでなく自ら新しいものに出会ったり
脚を運んだりとか必要とは思うのですが、
でも実は上京して有名デザイン事務所に入るまでは
学生時代も京都でのデザイン会社時代も存在すら知りませんでした。
(どひゃー!!)
で、何がすごいかというと、
画像を保存するときにボードが作れるんですよねー。
なので、私は各ジャンルに分けて画像を保存分けしています。
こんな感じ!(どーん)
Japanese restaurantとか店別でも分ければ
chairとかdeskとかの家具別だったり
woodとかstoneとか素材別とかそれぞれ分けています。
あとはこれ、フォローとかもできるんで
これをやはりもっとこまめに毎日やっている人とかフォローしてその人の
ボードとかみることができるんで自分で画像を探す手間が減ります(笑)
いや!でも時短は大事!!
あとね、海外画像が結構多いからかっこいーのよ!
みるだけで癒される。
今日見つけたあー素敵だな空間。
こういう配色とか床デザイン持ってくるところってできそうで勇気いるよね!みたいな(笑)
これをね、学生の時知りたかった!!
だって無料だもん!!
商店建築だって1冊2000円くらいするわけじゃん。
学生にとったら大事だよね!!
あとよく思うこととしては、こういうよく見るものとか参考にする画像から
出来上がってくるデザインに違いがすごくでてくるよねって思う。
だから、こういうイメージ画像とか見るものの元っていうのは作り上げていくことよりも
すごーーーーーく大切だから丁寧にたくさんできるといいよなって思う('ω')
覗いてきたよー!ドラフトさんへ#表参道
ずっとずっとずーっと憧れてる会社
「株式会社ドラフト」さんが先日オープンオフィスをされていたので
覗いてきたの。
写真貼る(どーん)
もーねもーね、
結構有名だし、ロケ地にもなってるから知ってる人も多いと思うんだけど
やっぱり実際に足を運ぶと感じるものは良くも悪くも違うよね。
よくさ、おしゃれなオフィスは最初はわくわくするけどあとは飽きるって人がいるんよね。
けどさ、飽きたんではなくてそれはいい意味で慣れたんだと思うんよ。
空間は命があるわけではないけどやっぱり波長とかエネルギーがあるからそこに会う人が自然と集まってくるんだと思うの。
なんとなくあーーわかるって感じあるじゃん。
だから、たぶん家よりオフィスにいるほうが時間が長い人とかってそこにいる環境ってすごく大事だと思うんだよね。
それと、ドラフトさんはどちらかといえば私はオフィスにあこがれたとゆーより
代表の山下さんの存在をしってそれからドラフトさんの会社を知ったという経緯かな。
私の見解だとだよ!(笑)
このデザイン業界ってプロダクトアウトの要素のほうがかなり大きくしめる仕事だと思うんだけど、山下さんのビジネスのはじめかたのインタビュー記事を読んでいるとマーケットインの要素がすごく強く見えるんだよね。
それがすごく印象的でどんどん山下さんの存在にハマっていったの。
この業界で独立したいって人とかはぜひ山下さんの起業のはじめとかの記事読んでみてほしいの。すごく勉強になる!!
それとマーケットイン、プロダクトアウトもあるんだけど、そうじゃないところもたくさんあってうまくいったんだろうなって思うの。
たとえば、はじめから一人でやっていないこととか、経験を積まないとできないってマインドではないところとか。あとね、今現在の部署とかみるとデザイン会社ってより企業って感じなのよね。もー学ぶところとかありすぎて本人にあってめっちゃ質問したいもん!!
だからそーゆの、だれかと語れたらいいなって思う。
別に山下さんのストーカーとかではないからね!!ファンだから!!(笑)
よく、「ドラフトに行こうとは思わないの?」って聞かれるけど
それはないんだよね。
ドラフトさんは会社の一つの形としてあこがれるし尊敬できるし、目標にもなる。
けどそこでチームの一人として自分を磨いていくってことはもう全然眼中になくて
今ある自分とこれからの自分を信じて世の中に直接的に働きかけることができたらいいなって一番思うのね。
100%全員の力や要望や夢や希望になるとは思っていないけど、
選んでくれて関わってくれた人たちには100%以上、力や要望や夢や希望になれるって
思ってるとゆーよりなれるから!!って自信がある。
だからこのままらしく生きてくの。
にしてもドラフトさんはすごいと思う!
CAFE1894に行ってきた!ついでに飲食店のターゲット層
今日は起業ゼミ仲間と
「CAFE1894」
へ行ってきました(^^)/
まずね、ロゴが可愛い!!
こういうロゴを何個も作れるようになりたいですよねー('ω')
赤レンガの建物の中にあり、基本的には満席だそうです!
内装はこんな感じ!!
好きですこーゆーの!!
クラシックの空間の中にディティールがきちんと丁寧に柱、家具、什器や天井にまで
細やかに設計されていました。
やはりこういう非日常の空間に入ると特別な感じを味わえて料理や接客もよりよく見えますよね('ω')
実は食事中の会話の中で面白い話が一つありました。
これは確かにと思って聞いてました。
それはある女性の方が
「私はこういうゆったりとした空間が好き。回転数のために椅子を固くしたりするお店もあるけど、2件目行くと高いから椅子の座り心地が良くてゆったりできるところがいい。」と。
まさしくなんですよね。
女性って男性よりもこういう思考が多いと思うんです。
私ももちろんそうなんですよね。
つまり逆を言えば、回転数を高くしてお店の売り上げを上げたければ
ターゲット層は女性より男性のほうがいいと言えます。
つい先日たまたま、
飲食店のターゲット層の話をしていたので、ドンピシャな意見が来たと思い聞いていました。
もちろんコンセプトにもよるし、一概にすべてではないですが傾向として
外れていないなという意見ですね。
つまり、デートでこういうお店に連れてきてくださる男性は
女性の心をよく知っていますよね(笑)